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【導入事例】E-Z-GO RXV

更新日:2021年2月13日

順次お客様のもとへお届けしております。こちらはEZGOへの載せ替え事例。

国内では少数派のEZGOですがアメリカを主戦場にしているROYPOWではきっちりフォローされています。

上の写真は違うお客様の交換時のものですがほぼ同じような感じ。トロージャンのT1275×4個のパターンからの載せ替えになります。

ゴルフカート用のバッテリーとしては最も有名なディープサイクルバッテリーですが、それでも公式サイトに記載のサイクル数目安は500回。交換間近になるとこんな感じでかなり汚れてしまうのは皆さんご存知のとおりです。

中でも厄介なのがこの緑青。バッテリー交換間近になると充電時に発生するガスでついてしまいますが腐食も進み様々なトラブルの原因となります。バッテリー交換時にバッテリー本体以外の修理も必要になるのも厄介なところ。LFPバッテリーの場合はガスを気にすることがないためこの緑青によるトラブルともさようならになります。

写真上は全く別の交換時(クラブカー)のものですが、ガスによる腐食のひどい例のもの。もう一本は朽ち果てて折れていました。

とりあえず、バッテリー取り外しと内部の清掃完了。腐食が進んだカートもありここまでが結構大変。。

搭載開始です。スカスカ。これ1個でT12754個分と入れ替えになります。アメリカではこのスペースにウーハーを積んだりする人もいるとのこと。


ちなみにこの時点で113kg軽量化


乗り入れをされているコースさんならこの差はかなり大きいです。もうひとつ、モーターへの負荷も大幅に軽減されるのでモーターのメンテナンスや、足回り、タイヤのメンテナンス時期にも大きく影響してきます。

搭載にあたってはカート内部の凹凸にフィットするように専用のブラケットをご用意しています。車体にはこのブラケットごとしっかりと固定します。

本体の搭載完了。本体のコントロールボックスが充電を管理しているタイプもありますがLFPに関しては内臓のBMSが充電をコントロールするために少し配線を加工します。このあたりは全てマニュアル化しておりますので詳しい方がおられる場合はお客様サイドでも交換可能。必要な電線等はキットとしてこちらでご用意しています。

新たに増設する残量計を綺麗に設置するためにマニュアル確認中のスタッフH。EZGOのこの機種の場合は床下を綺麗に通せるので非常にスッキリと仕上げることが可能です。

ちょっと違う車種のものになりますがこちらが増設する残量計。LFPバッテリーの残量計では純正で使用されている電圧計と違い正確な残量表示が可能です。インジケータはわかりやすく棒グラフにしていますが実際には1%単位で正確に把握、スマホ等のデジタル表示をイメージしていただければよいかと思います。

ちなみに、鉛バッテリーの電圧計で50%の表示になればかなり電圧が下がってきているため上り坂等を登らないようなケースも多いのですが、LFPリチウムの場合はほぼ電圧変化がないため最後の1メモリでも全く変わらずモーターのパワーが得られます。 今回搭載したS51105(105AH)の場合であれば、1回の充電で約4ラウンドの営業走行が可能。余裕を見て3ラウンドごととしても週に何度かの充電でも十分に営業使用が可能です。

こちらが専用充電器。 22Aの電流で充電が可能なため残量0からでも約5時間で充電が完了。仮に1ラウンド走行後に充電をした場合は1時間ちょっとで満タンとなります。

こちらが交換後。 スピード等はコントロールボックスが制御しているため基本的なスペックは変わらないのですが、重さが大きく変わっているため加速がかなり速い感じ。特に上り坂では明らかに軽快に加速して行くのが体感できるかと思います。 こちらのコースさんではテストにもご協力いただいていた関係で最初に交換したものはすでに3ヶ月使用していただいておりますが、非常にご満足いただいております。 EZGOに関してはもうひと型、TXVというモデルもありますがこちらも問題なく対応いたしますので興味のある方はぜひお問い合わせください。



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