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Trojan高すぎじゃない!?まだ鉛バッテリーを選ぶ理由ってありますか?

更新日:2023年7月27日

ここ何ヶ月か全くの新規のお客様からお電話による問い合わせが急増中。ほとんど同じ内容なのですがマーシャルカートとして使っている2人乗りに搭載できるバッテリーって在庫でありますか?というもの。S5156/S51105がそれに該当しますがこれらは常備在庫しているので在庫がある旨お伝えしたあとお見積りの依頼となります。で、普通にお見積させていただくのですが毎回「安いっ!」という反応。。

交換したTrojanバッテリー

いやいや、、私達の販売しているRoypowのLFPバッテリーですがほぼすべての面でTrojanを始めとする鉛バッテリーを圧倒しますが唯一の弱点が導入時のコスト。10年以上使用できるためランニングコストは圧倒的に安いもののやはり導入時は少し高くなってしまうのが弱点のはずなんですが・・

交換済みのTrojanバッテリー

Trojanこんなに高かった?

ということで調べてみたところ、Trojanたしかに高くなってる。。コロナ前は3万円台だったと思うのですが、現在はは普通に6万円弱、高いところだと7万円くらいしている現状。確かに輸入商品になるので現在の極端な円安が大きいのと、なにより全く入ってこないとのことで在庫の取り合いになっていると聞いてはいますが想像以上に高くてびっくりです。

ゴルフカートに搭載されたTrojanバッテリー

例えば写真上の48Vタイプの場合。8Vのバッテリー6本直列の48Vとなりますが本日時点の実勢価格では58,000円/個ということで6個で348,000円! RoypowのLFPバッテリーへの載せ替えの場合一番売れ筋のS5156の場合本体236,000円+充電器49,000円+載せ替えキット(ブラケットや専用配線キット)15,000円+交換工賃10,000円=総額310,000円。。たしかにリチウム載せ替えのほうが安いという驚きの事実判明です。ほんとについ最近までこうなっているとはしらず最近1〜2台で即決のパターンが多いなぁとは思っていたのですが、そりゃそうですね。。

Trojanから載せ替えたRoypowバッテリー

となると、正直な感想として載せ替えない理由が全くなくなったと思うのは私だけ?以下、お問い合わせの際によく頂くご質問への回答を挙げさせていただきました。


1.充電可能な回数は?

  • 鉛ディープサイクルバッテリー 500回

  • Roypow リン酸鉄リチウムバッテリー 3500回(軽く10年使えます)

2.安全性は?


いまだにリチウムバッテリーは危険という認識をお持ちの方も多いのですが、Roypowが採用しているリン酸鉄リチウムは鉛バッテリーと同等もしくはそれ以上の安全性を持つリチウムバッテリーとされています。セル自体は燃やそうと思ってもなかなか燃えません。一般的に危険とされるリチウムバッテリーはコバルト、ニッケル、マンガンからなる三元系バッテリーと呼ばれるもの。これは非常にエネルギー密度が高い反面発火のリスクが高いとされています。roypowのバッテリーは安全性の高いリン酸鉄リチウムを使用しさらに非常に厳しい安全基準テストをクリアした発火しにくい安全なリチウムバッテリーです。


ちなみに、古くなった鉛バッテリーを無理やり充電しているような場合バッテリー自体が変形(ボンレスハムのように)しているような症状があると思います。危険なので今すぐ交換されることをおすすめいたします。(鉛バッテリーへの交換でも良いです)


3.航続距離は?

  • 鉛バッテリー 新品時のみ2ラウンド程度可能、ただし劣化状況で変化

  • Roypow リン酸鉄リチウムバッテリー 楽々2ラウンド可能(S5156/50Ah)(3500回サイクル後もほぼ劣化を感じません。)

4.保証は?

  • 鉛バッテリー これは販売店のスタンスによっても違うと思いますが、普通に考えて新品としての品質保証までだと思います。

  • Roypow リン酸鉄リチウムバッテリー 劣化も含む5年の品質保証

5.価格まで・・


これに加えて価格。今までは初期費用の高さで断念されるケースも多かったのですが先に書いた通り初期費用に関してもRoypow リン酸鉄リチウムバッテリーの方が安くなっているという事実。タイトルにも書いた通りこれでもまだ鉛バッテリーを選ぶ理由ってあるのかな?というのが正直な感想です。「買わない意味がわからない・・」って昔コマーシャルにありましたが、まさにそんな感じ。

YAMAHA YDRのTrojanからRoypowに載せ替えた写真

ブランドとして


上のご質問以外によく言われるのが「とはいうものの、中国製のバッテリーですよね・・」というもの。気持ちはわかります。私自身中国のメーカーには何度も痛い目にあっているので言いたいことはわかりますがRoypowに関してはすでに世界的な企業として欧米でも認識されてきているバッテリーブランドです。

roypow中国本社工場

写真は先日完成した本社工場。年商は軽く100億を突破、すでにリン酸鉄リチウムバッテリーメーカーとしては世界有数の企業の一つとなっています。なぜか日本ではあまり知られていませんがRoypowのリチウムバッテリーはUS YAMAHAの純正バッテリーとしても採用されています。また、内部に使用しているEVE ENERGYのセルはメルセデス等ダイムラーグループのEV用バッテリーとしても供給されているものになります。正直・・現状日本も含めて勝てるメーカーはないと言っていいほどのメーカーなのです。


そもそも鉛バッテリーをリチウムバッテリーに載せ替え可能?


もうひとつよく質問されるのが鉛バッテリー使用のゴルフカートにリチウムバッテリーを載せても問題ないのかということ。言い方は悪いかもしれませんがバッテリーはただの電池。ゴルフカートが求める範囲の電圧と電流で電気が流れる限り放電(走行)に関しては全く問題はありません。ゴルフカートのコントローラーは電圧変化の大きい鉛バッテリーに合わせて設定されているため電圧変化が少なく安定して電気を供給するリチウムバッテリーに対してはなんの問題も検知しないのです。ただし充電に関しては少し注意が必要。鉛の充電とリチウムバッテリーの充電は全く設定が異なるためそれぞれに合わせた充電が必要になるため弊社では独自の充電経路を新設して安全に充電できるように対応しております。


8月いっぱいまでですが・・


現在、気温が低くなる秋口までにバッテリーを交換していただけるお客様を対象にしたキャンペーンを実施中。8月いっぱいまでですがS5156の場合本体210,000円+充電器49,000円+載せ替えキット(ブラケットや専用配線キット)15,000円+交換工賃10,000円=総額284,000円のサマーキャンペーンやってます。十分安いのに安くする必要なかったな・・とは思うのですが、すでに全国のゴルフ場様にDMも発送済みなんです。キャンペーン用在庫なくなり次第終了となりますのでお求めの場合はお早めにお問い合わせください。

Trojanからの載せ替えに最適 Roypow製リン酸鉄リチウムバッテリー

以上。他ブランドの名前出すのはどうかなぁとは思いましたが現状公開されている事実のみしか書いていないのでまあ良いかなと。全く知らずに高い買い物をしてしまう人を少しでも減らせればなということで検索性が高いように記事を書いてみました。もちろんそれでもTrojanじゃないとだめだよって方もおられると思いますしそれでいいと思います。それだけ信頼性の高いブランドです。正確な情報を得た上で納得してご購入されるのが一番大事かなと思います。 先にも書きましたが例年気温が下がり始める10月頃から一気にバッテリーの交換依頼が増えます。鉛バッテリーが十分に入っていない現在の状況を考えるとそれこそ殺到してもおかしくないのでなるべく在庫があり交換スタッフにも余裕のある夏場にご依頼いただくのがオススメ。今回書いていること以外にもご不明点等がある場合は是非お問い合わせください。お試しのバッテリーもご用意しております。

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