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【導入事例】HITACHI ECO5シリーズ

日立製のECO-5に搭載の事例になります。

人気の日立製バッテリーカート。日本国内以外ではあまり使われていないということもありメーカーの方では対応キットが出ていないのですが、一部国内対応することで問題なく使用できるようになりました。

純正のバッテリー。48vで5人乗りを動かすとなるとかなりの大電流・大容量のバッテリーとなっているはず。バッテリールームいっぱいいっぱいに入ってます。

純正バッテリーの仕様は12v105Ah/5h、4本の直列で48Vとして使われています。ちなみにこのバッテリーの重さは46kg.狭い場所の作業となると大人でも一人で持つのは少しつらいくらいの重さです。


載せ替え対象になるのはROYPOW製 48v105Ah P125モデル。以前ご紹介しているS51と同じく48v対応なのですが少し細長いモデルとなります。LFPの場合はもちろんこれ一本で48v、重量は43.2kg。


載せ替えることで実に140kgの軽量化となります。


搭載には少しコツが必要ですが載せ替えのマニュアルも用意致しておりますので作業に慣れておられる方であれば問題なく載せ替えできるかと思います。 今回の載せ替えにあたり約一ヶ月半、実際の業務の中でしっかりとお試しいただいたのですがその結果は上々。1度の充電から4バッググループのラウンドに3ラウンド連続充電無しでご使用いただいて、まだ3メモリ(30〜39%)残量があるという結果になりました。もう1ラウンドでも行けるのですが、残量20%で警告アラームが鳴るため念の為ここで終了。

ちなみに、純正の鉛バッテリーの場合はカタログスペックでも1.5ラウンド(バッテリー新品)とのこと。容量の記載は105Ahと同じなのですがここまで差が出るのは流石に驚き、かなり相性が良いように思います。

搭載完了後、全て配線し直して取り付け完了。今後の充電はLFPバッテリー用の大容量充電器での充電になりますので必要がある場合は一部配線も交換。この辺はすべてキットに含まれています。

写真上は専用充電器対応の充電ソケットと正確な容量表示が可能な残量計の取り付け風景。純正ソケットを残す方法もありますが、鉛バッテリー車両とリチウムバッテリー車両が混在するようなシーンではほぼ間違いなく充電器の挿し間違いが発生してしまうという判断で物理的に接続できなくしてしまうこの方法をおすすめしております。

見た目もスッキリ。これでバッチリです。

最後に取り外していた部品を全て元通りに取り付け充電を確認したところでこの日の作業は終了。すっかり暗くて完成写真もとれておりません。。 次回、走行編として詳しくご報告いたします。

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