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【導入事例】トム・ワトソンゴルフコース/フェニックスカントリークラブ (宮崎県)

宮崎県 トム・ワトソンゴルフコース様にお届けしてまいりました。

人気のプレシデントとDS(奥)、順次交換していきます。

対象車両はトム・ワトソンゴルフコースとフェニックスカントリークラブのCLUB CAR Precedent & DS(奥にある旧型)約120台。今回から順次載せ替えしていくこととなります。

立ち乗りカートMOVE SR用LFP P130。すでに200台以上ご使用いただいておりますがほぼノートラブル。

実は姉妹コースのフェニックスカントリーさんでは立ち乗りキャディカート用として2020年よりRoypow LFPバッテリーをご使用いただいております。とにかく稼働率の高い人気コースのため鉛バッテリー搭載時は異常なスピードでバッテリーが消耗してしまうという問題があったため真っ先に載せ替えたコースなのですが、以来バッテリーに関するトラブルはほぼ皆無。その実績を認めていただき今回乗用カート用としても全面的にご採用いただけることとなりました。


今回はゴルフ場スタッフ様で交換していただく契約となったのですが1台目は弊社スタッフが交換させていただき交換方法をレクチャーさせていただきました。皆様真剣な眼差し。スタッフ緊張しております。。

ちなみに今回搭載させていただいたモデルはS5156。名前の通り以前からご紹介しているS51105の約半分の容量を持つモデルになります。ただ問題は容量よりも放電能力の差。急な坂道や搭載人数によっては放電能力が追いつかずシャットダウンしてしまう可能性もあるのであまりおすすめできないケースも有るのですが、暖かく非常にフラットなこちらのコースではまず問題ないという判断でこのモデルをチョイス。最大連続2ラウンドの走行が可能です。 S5156の価格は定価でも190,000円(別)。鉛バッテリーの価格が上がっていることもあり殆ど変わらないくらいになってきているかと思います。(ただし夏頃にはさらに10%程度の値上げとなる見込みです。) 実際には台数によってお見積させていただいておりますので直接お問い合わせください。

純正の電圧計では正確な表示ができないためリチウム対応の残量計を取り付けています。

今回も充電ポートは専用のものを増設。ボディを加工する必要があるため純正のポートを流用したいという意見は多いのですが、手間も費用もかかるにも関わらずこの作業に弊社がこれに拘る理由は唯一つ、危ないから。特に鉛バッテリーを搭載していたモデルは古い配線等がほぼ100%腐食しているためLFPバッテリー充電用の電流を流した場合熱が発生する場合が多く、事実弊社の実験時にもかなり熱くなるものがあったため危険と判断し充電経路を必ず新設する方法を採用致しております。

純正充電器。熱センサーが付いているため異常な発熱を検知した場合は自動で充電をストップします。

LFPバッテリー自体は燃えにくく非常に安全なバッテリーですが配線や基盤は別の話、十分注意が必要です。そのためRoypow純正充電器には充電時のプラグ部分の発熱を検知する熱センサーがついており異常な発熱を検知した場合は充電をストップする機能がついております。必ず純正充電器をご使用ください。

お客様からのご要望にお答えして来月入荷するロットからは緑コード部分が1メートル長くなります。

交換作業完了、最後に正常に充電されるのを確認して作業完了。このモデルの場合、慣れている弊社スタッフ2名でおおよそ1時間程度の作業となります。

今回入荷が間に合わなかったDSモデル用バッテリー。来月取り付け時にまた紹介します。

トム・ワトソンさんの場合、コースへの乗り入れもあるため今回の載せ替えによる軽量化も大きな魅力の一つ。純正鉛バッテリーからLFPバッテリーへの載せ替えで130キロ以上軽量化となります。コースの芝にどのような影響があるかについてもまた後日レポートさせていただきます。


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