今回は2人乗りゴルフカートへのバッテリーの載せ替えをレポートいたします。
LFPバッテリー(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)の48Vタイプとなります。
前回紹介した立ち乗り電動ゴルフカートのバッテリーは、36Vと特殊なためオリジナルで作ってもらったのですが、もともとこのバッテリーメーカー「RoyPow社」を訪問した際に、横においてあったのがこのバッテリー。
世界的な大手電気自動車のバッテリーを制作しているこの会社の「48Vモデル」は、欧米ではすでにかなり販売しているらしいのですが、日本はまだとのことで「やってみる?」的な軽いノリで取り扱うことになったのです、、
これが予想以上にすごいことになってます。
今回テストにご協力いただいたのはフェニックスカントリークラブさんの姉妹コース、トム・ワトソンゴルフコースさん。2人乗り乗用カート乗り入れセルフを基本にされているコースで現在約100台のカートをお使いになられているとのことです。
現在は、純正仕様のディープサイクルバッテリー、8Vを6本搭載し、基本的には1ラウンド毎に、まれに1.5ラウンドで充電(約8時間程度)充電される形でお使いになられているとのこと。このあたりは他のコースさんとほぼ同じかと思います。
《まずは積替え》
まずは現在搭載されている鉛バッテリーとLFPバッテリーを載せ替えます。
純正仕様のディープサイクルバッテリー(鉛8Vを6本)
弊社のスタッフが、すでに他社製も含めて何台か交換してきているので、なれた手付きで交換していきます。
今回はナビの電源も取られているので配線も十分に確認しながら外していきます。
作業自体は難しくないのですが・・なにせ、重い。鉛のディープサイクルバッテリーは激しい充放電に耐えられるように頑丈な鉛の電極が使用されるためこの重さは仕方がないのですが。。作業はきついです。
こちらを交換していきましょう。